【業務用厨房器具の製造】食の安全と快適を支えるアルマイト・プレス深絞り加工
創業以来培ってきたアルマイト加工とプレス深絞り加工の技術を活かし、プロの現場で求められる耐久性・衛生面・使いやすさを徹底的に追求した厨房器具を製造しています。厳しい環境下でも長くご愛用いただける、太田金属の製品ラインナップをご覧ください。
【 目次 】
太田金属の強みは「一貫工程化された一体成形技術」

太田金属の強みは「プレス深絞りからアルマイト加工まで自社一貫で行う、継ぎ目のない衛生的な一体成形技術」です。
業務用厨房器具に求められる要素は、次の3点に集約されます。
- 衛生性:継ぎ目がなく洗いやすい一体成形
- 耐久性・耐食性:高温・長期使用でも変質しない
- 精密性:食材や用途に応じた最適な形状・素材
太田金属は、これらをまとめて満たす技術を長年の歴史の中で確立してきました。単なる部品加工ではなく、食品と直接触れる製品に必要な品質基準そのものを社内で管理できる点が、他社との大きな違いです。
長年のアルマイト加工・プレス深絞りノウハウ
大阪府に根差し、昭和初期の創業以来、アルマイト加工とプレス深絞り加工の二つの技術を追求し続けてきました。
この長い歴史は、単なる時間の経過ではありません。熟練の職人技と設備が融合し、何万・何十万という製品を通して蓄積された「生きたノウハウ」の証です。
- アルマイト加工:単なる表面処理にとどまらず、素材特性を最大限引き出す緻密なコントロール
- プレス深絞り加工:一枚の金属板から複雑・精密な形状を生み出す独自の成形技術
時代とともに変化する顧客ニーズに応えながら、数え切れない挑戦のたびに技術を磨き上げてきました。
独自の実績:家電炊飯器釜で培った技術
他社と差別化できる基盤は、家電の炊飯器釜製造で培った「多層クラッド材の深絞り成形技術」です。
炊飯器釜には、継ぎ目がなく熱効率の良い形状が求められます。これを実現するのがプレス深絞り加工です。一枚の金属板から均一な肉厚を保ちつつ複雑なカーブを成形するには、高度な金型設計とプレス加工のノウハウが不可欠です。
特に難度が高いのが、アルミとステンレスなどを貼り合わせたクラッド材(多層構造材)の加工です。
- それぞれの金属特性を考慮した絞り加工が必要
- シワや割れを防ぐ技術が求められる
- 寸法の安定性を確保する制御が重要
厳しい品質基準が新たな分野を切り拓く
炊飯器釜の製造で培った技術は、「家電部品を作る」枠を超え、食品と直接触れる製品における最高の品質基準を確立する基盤になりました。
- 高温に耐える耐久性
- 長期間使用しても変質しない耐食性
- 安心して口にできる衛生性
これらは炊飯器釜だけでなく、食品工場の業務用厨房器具、医療分野、クリーンな環境が求められる産業分野すべてに共通して不可欠な要素です。
業務用厨房器具
アルミ魚缶

用途に合わせて選べる、アルミニウム製の魚缶
当社のアルミニウム製魚缶は、魚市場から大手食品加工メーカーまで、食品業界の幅広い分野でご活用いただいています。
お客様の用途に応じて、穴あきタイプや穴なしタイプをご用意。さらに、食材がこびりつきにくいフッ素コーティング加工を施すことも可能です。
ニーズに合わせたオーダーメイド生産にも柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
業務用保温ジャー内容器

ホテルや外食チェーン向け、フッ素コート付きアルミ製内容器
当社では、フッ素コーティングを施したアルミ素材を使い、丸型や角型など、お客様のご要望に応じた多様な形状の深絞り成形内容器を製造しています。
主に、ホテルや大手外食チェーンでご愛用いただいており、高い機能性と耐久性で、プロの現場を支えています。
特注の形状についても、お気軽にご相談ください。
保温庫内容器

当社では、給食用の保温庫やおしぼり機のホットボックスといった、さまざまな業務用機器の内部容器をプレス深絞り加工で製造しています。
T450mm x Y350mm x H300mmからT300mm x Y120mm x H300mmまで、お客様のニーズに合わせた多種多様なサイズの角型製品に対応可能です。継ぎ目のない一体成形による高い耐久性と、衛生的な内部空間を実現します。
どんなサイズでも、お気軽にご相談ください。
ワインセラー用内容器 1本用・6本用

ワインの品質を守る、黒色アルマイト加工の内容器
当社では、1本用から6本用までのワインセラーに用いられる内容器の深絞り成形加工を行っています。
素材には軽量で加工性に優れたアルミニウムを採用。さらに、庫内への光の侵入を防ぎ、ワインの品質を守るために、特殊な黒色アルマイト加工を施しています。
餅つき機用ホッパー

卓越したプレス技術が光る、フッ素コートホッパー
当社では、1升から最大4升までのホッパーを、フッ素コートアルミ材を使って製造しています。
特に、底に向かってすぼまる独特な形状は、高い深絞り加工技術が求められる製品です。
ご家庭から業務用まで、幅広い用途でご活用いただいております。
調理機械製品
炊飯器メーカー向けのIH炊飯器用内釜


多層構造で美味しく炊き上げる、家庭用炊飯器の内釜
当社の炊飯器用内釜は、ステンレスとアルミニウムを重ね合わせた多層鋼(クラッド材)を使用しています。
熱伝導率に優れたアルミニウムと、耐久性の高いステンレスを組み合わせることで、ご飯をムラなく、ふっくらと美味しく炊き上げます。
さらに、内面にはフッ素コーティングを施しており、ご飯がこびりつきにくく、お手入れも簡単です。
家庭用炊飯器用内蓋

高い機能性を備えた、炊飯器用内蓋
当社は、炊飯器用内蓋の製造から、アルミニウム部品と樹脂成形部品の組み付けまで一貫して手掛けています。
アルミニウム材にフッ素塗装を施したり、特殊なアルミニウム材を使ってアルマイト加工後に美しい色合いを発色させたりすることで、見た目の美しさと高い機能性を両立しています。
アウトドア・キャンプギア
アルミクッカー CAMP SET 5

コンパクトに収納できる軽量クッカーセット
すべてのアイテムが、一番大きな容器の中にきれいに収まります。収納時のサイズは、高さ約8cm、直径約16cmと非常にコンパクト。総重量も約350gと軽いため、持ち運びにも便利です。
セット内容
- 中なべ(約φ14.5cm×高さ7cm)
- 小なべ(約φ12cm×高さ6.5cm)
- 深皿(約φ12cm×高さ2.8cm)
- 浅皿2枚(約φ15.5cm×高さ2.2cm、約φ13cm×高さ2cm)
仕様
- 素材:0.6mm厚アルミ板
- 表面処理:硫酸アルマイト処理済
硫酸アルマイト処理により、表面は耐食性・耐摩耗性に優れています。
アルミ合金クッカーG49(Alumi-Alloy Cooker G49)

こだわりの素材と技術が光る、高品質クッカーセット
特別なアルミニウム合金を使用し、硫酸アルマイト加工を施すことで、サンドベージュ色に発色させています。この色は、塗装ではないため剥がれる心配がなく、高級感と堅牢さを両立。また、一般的なアルミ製品よりも表面硬度が高く、耐久性に優れています。
機能性と使いやすさを追求
- コンパクト収納: すべてのアイテムが大きな鍋の中にスタッキング可能。フタでしっかりロックでき、収納時のサイズは高さ約7.5cm、直径約16.5cmと非常にコンパクトです。
- 多用途に使えるフタ: 大鍋と小鍋のフタは、調理後は皿としても使える設計です。
- 考え抜かれたハンドル: 丈夫なステンレス製のハンドルは、フタに干渉しないように配置されているため、フタをしたままでもスムーズに扱えます。
- 軽量: 総重量は約350gと非常に軽く、持ち運びに便利です。
セット内容
- 大なべ(約φ15.5㎝×高さ6.3㎝)
- 小なべ(約φ12.5㎝×高さ6㎝)
- 深皿(約φ12.5㎝×高さ2.8㎝)
- 大なべ用フタ(約φ16.5㎝×高さ2.2㎝)
- 小なべ用フタ(約φ13.3㎝×高さ2.2㎝)
- 付属品:取扱説明書
厨房器具製品の改善事例
当社のアルミ魚缶は、お客様のご要望に応じ、材料費を25%削減した薄型モデルの開発に成功しました。
従来の1.2mmから0.9mmへ板厚を変更することで、大幅なコストダウンを実現。
薄い製品を製造するためには、高精度の金型と綿密な加工管理が不可欠です。当社は、長年の経験と独自の技術力で、金型数を増やしたり、最適な潤滑剤を選定したりすることで、この難題をクリア。
初期費用として金型費や加工費は増えますが、量産することで材料費の削減効果が上回り、お客様のトータルコストダウンに貢献しています。
世の中のニーズをカタチにする力
技術力は、時代のニーズを察知して製品化する「対応力」にも表れています。
パンデミック下で「密を避けるソロキャンプ」が流行した際、そのニーズをいち早くカタチにしたのが自社製品のアルミクッカー「CAMP SET 5」です。芸人でソロキャンパーのヒロシさんにも愛用され、動画で何度も取り上げられるなど、キャンプ用品事業でも着実に実績を積み重ねています。
キャンプ用品に求められるのは、過酷な自然環境に耐える堅牢性と、持ち運び・使用時の使いやすさです。これまで培ったアルマイト加工と深絞り加工のノウハウがあるからこそ、アルミクッカーをはじめ多様なキャンプギアを製造・販売できています。
太田金属が厨房器具分野に貢献できること
太田金属が厨房器具分野で貢献できることは、次の3つです。
| 貢献 | 内容 |
|---|---|
| ①オーダーメイド加工 | 課題に応じた最適な素材・形状のソリューションを提供 |
| ②食品分野の品質基準対応 | 食品衛生法など国内外の法規制・業界基準をクリア |
| ③一貫工程によるコストダウン | 時間的・距離的ロスを削減し低不良率で安定供給 |
①お客様の課題を解決するオーダーメイド加工
「この食材にはどの金属が最適か」「洗浄しやすい容器が欲しい」「特殊形状の部品が必要」といった具体的な悩みに対し、長年培ったアルマイト加工と深絞り加工のノウハウを駆使してオーダーメイドで応えます。
②食品分野の厳しい品質基準への対応
食品と直接触れる製品だからこそ品質に妥協せず、食品衛生法をはじめとする国内外の厳しい法規制・業界基準をクリアする体制を構築しています。
③一連工程化によるコストダウン
プレス加工からアルマイト加工処理まで自社一貫で行うため、生産プロセスに時間的・距離的なロスが発生しません。無処理のアルミは水分・酸素・化学物質と反応しやすく、プレス後に変色・腐食しやすいうえ、表面硬度が低く長距離運搬にも不向きです。社内一貫だからこそ、低不良率で高品質な工程管理が可能になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 長年培ってきたアルマイト加工とプレス深絞り加工は、製品にどんなメリットをもたらしますか?
A. 「高い耐久性」「軽量化」「衛生的な一体成形」の3つです。アルマイト加工が表面を強化して耐食性を高め、深絞り加工が継ぎ目のない容器を可能にすることで、プロの現場に求められる機能性と食品衛生基準をクリアします。
Q. 家電の炊飯器釜の製造技術は、厨房器具分野でどう応用されていますか?
A. 「多層クラッド材の深絞り成形技術」と「厳しい品質基準への対応力」として応用されています。ムラなく熱を伝える精密な形状制御や、食品接触製品に不可欠な衛生性・耐久性の品質基準が、厨房器具製品の基盤です。
Q. プレス加工からアルマイト処理まで一貫工程化しているのはなぜですか?
A. アルミはデリケートな素材で、無処理では腐食・変色のリスクがあるためです。一貫工程化でプレス後の時間的・距離的ロスをなくし、低不良率での安定供給と徹底した品質管理を実現しています。
Q. 少量・特殊形状でも対応できますか?
A. オーダーメイド加工に対応しています。食材や用途に応じた最適な素材選定・形状設計から一貫してご提案します。
食の安全を支えるパートナーとして
太田金属は、長年培ったアルマイト加工とプレス深絞り加工を食品分野に応用し、業務用厨房器具の安心・安全と快適性を支えています。
- 炊飯器釜で磨いた継ぎ目のない一体成形・多層材加工技術
- 食品衛生基準をクリアする衛生性・耐久性・耐食性
- プレスからアルマイトまでの一貫工程による品質と低コストの両立
食品メーカー様・厨房機器メーカー様の課題解決から、オーダーメイドの製品開発まで、まずは太田金属へお気軽にご相談ください。

